マンション売却前にハウスクリーニングすると高く売れる!?3つのポイントとハウスクリーニングの費用価格

マンション売却前にハウスクリーニングすると高く売れる?3つのポイントを徹底解説

やっとの思いでマンション売却が決まった方は、これから片付けや引っ越しの準備に追われることになります。

そんな忙しい中で、ふと気になるのが「引越し前にハウスクリーニングはしたほうがいいの?」という疑問です。

そういえば、賃貸マンションやアパートでは、いくらキレイに掃除して退去しても入居者が決まれば必ずメンテナンス業者が清掃をしますよね。

でも、売却・購入となると不動産業者がメンテナンスを手配するわけでもなさそうだし「自分でハウスクリーニングを頼まないといけないのかな?」と疑問に感じるでしょう。

ここでは、すでにマンション売却が決まっている方のために「売却前にハウスクリーニングをする必要はあるのか?」について解説していきます。

マンション売却前にハウスクリーニングはする必要がある?

家売るレオさん

不動産情報をみていると家やマンション物件の販売情報がたくさん掲載されていますよね。

どの写真をみてもキレイな状態っぽいんですけど、ハウスクリーニングってだれが費用を負担するんですか?

イエプロ

レオさん、かなり細かい疑問に気がつきましたね…

家売るレオさん

だって、賃貸マンションやアパートならオーナーさんが費用を負担してメンテナンスするでしょ?

この前、友だちに頼まれて賃貸マンションの内覧に付き合ったんですけど、

不動産業者の方から「入居前にはメンテナンス業者がキレイに清掃しますから」って言われましたし。

イエプロ

だから、販売されている中古の家やマンションは「前のオーナーがハウスクリーニングを終えてから売却してるの?」と疑問に感じたわけですね。

家売るレオさん

そうなんです。

家やマンションを売却するみなさんは「最後のひと仕事」としてハウスクリーニングを依頼するんでしょうか?

住み慣れたマンション売却を決めて、ついに買い手が見つかって一安心…

そんな方は、これから引越しのための片付けや新居の準備などに大忙しになるわけですが、

引越しの準備のために片付けを進めていくと、意外にも自分たちが住んでいた家やマンションが汚れていることに気がつくはずです。

壁のシミ、床の汚れや傷、キッチンのシンク・洗面台・風呂などの水アカ汚れなどは、市販のクリーナーなどで一生懸命に掃除しても意外とキレイにならないものです。

すると「こんなに汚い状態で退去して、せっかく買い手が見つかったのに失礼にならないのかな…」と不安になるでしょうね。

やはり、家やマンションを売却するために退去した場合は、ハウスクリーニング業者にお願いをしてキレイにしてもらうべきなのでしょうか?

マンション売却前にハウスクリーニングをする義務はない

マンション売却前にハウスクリーニングすると高く売れる?3つのポイントを徹底解説

まずは大前提としてのお話です。

家やマンションを売却する際に、売り主が引き渡し前に物件のハウスクリーニングをしておく義務はありません

「なぜ?賃貸マンションやアパートでは新しい契約者が入居する前にメンテナンスするでしょ?」

こんなふうに考えるかもしれませんが、これには「原状回復」が関係しています。

賃貸物件は、前提として「元の状態にして返してね」という基本があります。

そのため、入居前にはメンテナンス業者が物件をピカピカに掃除し、退去時には敷金を元手に元どおりの状態に戻すのです。

敷金が余れば返金され、敷金では足りなければ追加費用が発生します。

そうすることで、次の入居者にまた「真っさらな状態」にリセットされた物件を貸すことができるわけですね。

ところが、売却には原状回復を考える必要はありません。

中古の家やマンションを購入した人が「新築同様にしてから売ってください」と求めるわけでもないし、

買い主がさらに誰かに売却することまで見越して物件の状態をリセットする必要もないからです。

売買契約において「ハウスクリーニング後に引き渡す」という条件が付されていない限り、

売り主には引き渡しまでにハウスクリーニングをしておく義務が課せられることはありません。

義務はない…それでもハウスクリーニングしたほうがいい?

売却前に家やマンションのハウスクリーニングをしておく義務はありません。

しかし、日本人には「来たときよりも美しく」という美徳があります。

購入した当時のように美しくして新しいオーナーに引き渡したいという考えに至っても当然でしょう。

売却した家やマンションを引き渡しまでにハウスクリーニングしておけば、購入してくれた新しいオーナーには間違いなく喜んでもらえます。

ハウスクリーニングを「するかしないか」は売り主の自由です。

「しておいたほうが良い」と考えるのであればすればいいし「必要ないのでは?」と感じるくらいならしなければいいのです。

契約済みの物件のハウスクリーニングは売買価格に影響しない

マンション売却前にハウスクリーニングすると高く売れる?3つのポイントを徹底解説

しておいたほうが良いと考えるのであればしておいても問題はない、売却前のハウスクリーニング。

「もしかしたら、ハウスクリーニングをしておけば売却する時に価格が上がるかも…」と考えている方がいるかもしれませんが、

残念ながら、売買契約を交わして「あとは引き渡しだけ」という段階でハウスクリーニングをしてもなんの影響もありません。

すでに売買契約によって売却価格が決まっているため、ハウスクリーニングをしても、していなくても、売買価格には全く影響しないのです。

ただ、査定前や内覧前にハウスクリーニングをしておくと、印象が良くなり売りやすいので、予算に余裕があれば気休めでクリーニングするのもありです。

ハウスクリーニングとは!?メンテナンスとの違い

家売るレオさん

そういえば、ハウスクリーニングってどんなことをしてくれるんですか?

「メンテナンス」とは何が違うんでしょうか?

イエプロ

ハウスクリーニングとメンテナンスに大きな違いはありませんが、対象の違いによって呼び方が変わるようです。

ここでちょっと基本的なところに立ち戻ってみましょう。

「ハウスクリーニング」ってどんなことをするものなのでしょうか?

賃貸物件では「メンテナンス済み」と紹介されていることがあるし、

販売用の物件であれば「ハウスクリーニング済み」との案内を見かけますが、違いはあるのでしょうか?

プロの清掃業者が家中まるごとピカピカにするのがハウスクリーニング

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ハウスクリーニングとは、プロの清掃業者が家中まるごとピカピカに掃除してくれるサービスのことです。

日頃のお掃除のように掃除機・水拭き・乾拭きをしてくれるだけではありません。

「ちょっと手が届かない」というような清掃が難しい箇所も、プロ専用の資機材やクリーナーなどを使って徹底的に美しく仕上げてくれます

  • フローリング床のワックス
  • アルミサッシの清掃
  • 窓ガラスや網戸の清掃
  • レンジフードの清掃
  • エアコンのクリーニング
  • 浴室などの水アカ落とし

こんな項目も家中まるごとのハウスクリーニングにお任せすればピカピカにしてくれるので、まるで新築で入居した時のように美しくなります。

ハウスクリーニングとメンテナンスの違いは形態

ハウスクリーニングとよく似たサービスに「メンテナンス」があります。

メンテナンスとは、もともと正しくは「ビルメンテナンス」と呼ばれるサービスで、就業時間後のオフィスビルの床掃除などをおこないます。

また、賃貸物件の紹介文で「メンテナンス済み」などと紹介されていることでもご存知のように、

契約者が退去した後の全体的な清掃業務もメンテナンスに含まれています。

マンションや戸建て住宅においては、ハウスクリーニングもメンテナンスもサービスの内容に差はありません

どちらのサービス名を使っていたとしても、

  • 日頃のお掃除では手が届かない場所
  • プロの資機材や技術がないと汚れを落とすことができない箇所

を徹底的にクリーニングしてくれます。

あえて両者の違いをハッキリとさせるのであれば「対象」の違いでしょう。

ハウスクリーニングは、個人に依頼されたハウスクリーニング業者が清掃をしてくれるため「B to C」と呼ばれる形態になります。

B=Business(ビジネス)、C=Customer(カスタマー)の頭文字で「企業から個人にサービスを提供する」ことを指します。

一方のメンテナンスは「B to B」と呼ばれる「企業が企業にサービスを提供する」という形態です。

賃貸マンションやアパートの場合、物件の管理を任されている不動産業者からメンテナンス業者に依頼があるため、メンテナンスと呼ぶのが慣例となっているようです。

ハウスクリーニングの価格・費用相場

ここでは、プロの業者にハウスクリーニングをお願いした場合の価格の相場を見ていきましょう。

場所 価格
キッチン 1万5,000円〜
風呂場 1万5,000円〜
トイレ 9,000円〜
洗面台 8,000円〜
床の清掃、ワックスがけ 9,000円〜
レンジフード 1万2,000円〜
エアコン(壁掛けタイプ) 8,000円〜
エアコン(天井埋め込みタイプ) 1万7,000円〜
玄関、ベランダの清掃 各9,000円〜
ガラス窓、サッシ(180㎝×140㎝) 6,000円〜

お住いの地域や業種ごとの設定によって差はありますが、概ねこの相場に近い金額でのサービス実施になるでしょう。

家やマンションまるごとのハウスクリーニングとなると、トータルで10万円程度が相場です。

「お掃除だけでそんなに高い費用がかかるの?」と感じる方が多いかもしれませんが、

プロのハウスクリーニング業者にお任せすれば、まさに「見違えるほど」の美しさや約束されます

あなたの家やマンションを購入した方は、カギを開けて室内に入った瞬間から、その美しさに驚くことでしょう。

ハウスクリーニングするならキッチン・風呂などの水周りがおすすめ

マンション売却前にハウスクリーニングすると高く売れる?3つのポイントを徹底解説

家やマンションをハウスクリーニング業者に「一軒まるごと」でお任せすると、決して安くはない費用が発生します。

物件の状態に応じて「ここは絶対に必要」「ここはクリーニング不要」という仕分けをしておくのが利口でしょう。

ハウスクリーニングにおいて「ここだけは!」と強くおすすめしたいのが、キッチンのシンク・風呂・洗面台・トイレなどの「水」を使う場所です。

生活において水を使う場所は、カビや水アカによって汚れています。

カビ・水アカは市販のクリーナーなどで除去することが難しく、また、水まわりは配管などが配置されているため掃除がしにくい場所でもあります。

プロのハウスクリーニング業者であれば、業務用の強力なクリーナーや狭い箇所でもしっかりと掃除できる資機材、

なによりも「しっかりと美しくクリーニングする技術」を持っています。

水まわりは汚れが目立ちやすい場所であると同時に「美しく仕上げれば好印象」のポイントでもあります。

ハウスクリーニングを依頼する箇所を厳選するのであれば、必ず水まわりは外さないようにしましょう。

マンション売却でハウスクリーニングを依頼する際の3つのポイント

家売るレオさん

ここまでの説明を聞くと「たとえ自費になったとしても、引き渡し前にはハウスクリーニングをしておこうかな」っていう気になってきました。

イエプロ

それは良心的なことですね。

でも、どうせ費用を負担してハウスクリーニングをしてもらうなら、

できるだけお得になったほうがいいと思いませんか?

家売るレオさん

できればハウスクリーニング費用に見合ったおトク感があれば…っていうのがホンネですね。

マンション売却でハウスクリーニングを依頼する場合は、クリーニング費用を売り主が負担することになります。

先ほども紹介したように、家やマンションをまるごとハウスクリーニングしてもらうとなると10万円程度の費用がかかるので、善意の域を超えているような印象がありますよね。

ここでは、マンション売却に伴ってハウスクリーニングをする際のポイントと注意点をまとめてみました。

ポイント① 高く売るためにも査定前にハウスクリーニングをお願いする

先ほど「ハウスクリーニングをしているか、していないかは売買価格に影響しない」と説明しましたよね。

ただし、これは「すでに売買契約を締結していた場合」の話です。

どうせ10万円近くのハウスクリーニング費用を負担するのであれば、ぜひ、売却査定を受ける前にハウスクリーニングをおこないましょう

キレイな物件だと強気な営業ができる

マンション売却前にハウスクリーニングすると高く売れる?3つのポイントを徹底解説

売却査定では、査定士が実際に物件を見ながらチェックして、査定額を決めます。

査定士は、あらかじめ用意された査定項目を順にチェックしていきますが、ここに「ハウスクリーニングをしているか?」という項目はありません

つまり、「ハウスクリーニングをしているか、していないか」は査定に影響しないのです。

ただ、不動産業者は必ず頭の中で「この物件の販売を任されたとすれば…」と考えながら査定をすすめていきます。

たとえば、生活感そのままに汚れた状態であれば「販売前にひと手間かかるな」という印象を抱いてしまいます。

反対に、査定前にハウスクリーニングをおこなっていれば「すぐにでも販売できるぞ!」と考えます。

すぐにでも販売できるくらいの美しい家やマンションであれば、不動産業者は強気の営業ができます。

安売りなんてする必要はないので「上玉の物件ですよ」と自信をもって高値で買い手を探してくれるでしょう。

10万円のハウスクリーニングで100万円高く家やマンションが売れる可能性も

高値で販売できれば仲介手数料も多く手に入るので、不動産業者もできるだけ高値で販売したいと考えています。

販売をお任せする不動産業者がヤル気になってくれれば、数十万円どころか、100万円以上も高値で売却できることだってあります。

そうなれば、10万円程度のハウスクリーニング費用なんて気になりません

どうせ引き渡しまでにハウスクリーニングをするくらいなら、

ぜひ、売却査定を受ける前にハウスクリーニングをしておいて、不動産業者に好印象を持ってもらいましょう。

ポイント② ハウスクリーニング業者による破損・不具合に注意

マンション売却前にハウスクリーニングすると高く売れる?3つのポイントを徹底解説

売り主としてはあくまでも善意でおこなうはずのハウスクリーニングですが、場合によっては大損をしてしまうことがあるため注意が必要です。

生活にまつわるトラブルの相談を受け付ける「国民生活センター」には、ハウスクリーニング関連の相談が年間1,000件以上も寄せられています。

ハウスクリーニング関連の相談内容

  • 勝手に項目を追加されて見積り以上の金額を請求された
  • 急な用事が入ったので予定変更をお願いしたら高額なキャンセル費用を請求された
  • 「キャンペーン中」と言われて格安でクリーニングをお願いしたのに、高額な費用を請求された

こんなトラブルが日本中から寄せられているわけですが、その中には「ハウスクリーニング業者が室内の設備を壊した」というトラブルも目立っています。

ハウスクリーニングは「人の手」による作業ですから、ミスや間違いが起こることも珍しくありません。

ハウスクリーニング業者のミス例

  • 機械の操作をミスして床に大きな傷をつけてしまった
  • 水道の蛇口を破損させた
  • サッシのたてつけが悪くなった

こんなトラブルが起こってしまったときに一番怖いのが、買い主から「契約時と状態が違う」と指摘されることです。

もし、売買契約を結んだ時点よりも後に損傷や不具合が発生していれば、買い主が契約に違反していることになってしまうため、損害賠償の対象となります。

損傷や不具合の内容によっては「そのまま住むことができない」として契約の解除を求められることも考えられます。

もし、ハウスクリーニング業者による損傷や不具合が発生したときは、すぐに不動産業者に報告して、買い主を交えて対応を協議しましょう。

たとえ軽微な損傷や不具合であっても、買い主側で勝手に「これくらいはいいだろう」とカンタンに決着させてはいけません。

こんなトラブルを回避するためにも、ハウスクリーニング業者を選ぶときは、

ホームページなどで施工実績をしっかりとチェックしたうえで、損害保険の加入状況などもあわせて確認しておきましょう

ポイント③ 優良業者を選べばハウスクリーニング費用が割安になることも

住宅関連の業者は、他業種であっても何らかのつながりを持っているものです。

ハウスクリーニング業者も例外ではなく、

  • 水道の具合が悪い ⇒ 水道工事の業者
  • 室内の壁紙がクリーニングでは対応できない ⇒ クロス張替え業者

へとつなぐパイプを持っています。

そして、これらの関係の中心的な立場になるのが「不動産業者」です。

不動産業者は、物件の維持管理やメンテナンスの手配などをおこなうため、住宅関連のさまざまな業者と太いパイプを持っています。

もし、売却前のハウスクリーニングを考えているのであれば、不動産業者の一括査定を利用して優良な不動産業者と出会い、

その業者が懇意にしているハウスクリーニング業者を紹介してもらうのも良いでしょう。

査定・販売を一貫してお任せするのであれば、引き渡しまでにハウスクリーニングをすることを販売アピールの大きな武器として扱ってもらうことができます

できれば、購入希望者が内覧に訪れるまでにハウスクリーニングを済ませておきたいところですが、

内覧に間に合わなくても「ハウスクリーニングをするので、非常に美しい状態で引き渡しができますよ」というセールストークにもつなげられるので、成約率も上がるでしょう。

マンション売却前にハウスクリーニングすると高く売れる?3つのポイントを徹底解説のまとめ

家売るレオさん

家やマンションを売却する前に…というよりは、売却査定を受ける前にハウスクリーニングをしておくのがベストってことですね。

イエプロ

実際のところ、売却査定は「ありのまま」を見てもらっても構いません

ハウスクリーニングをしていないからといって大幅に減額されるということはないし、ハウスクリーニングをしないという方針の方も大勢います。

家売るレオさん

でも、少しでも高値で家やマンションを売却したいのであれば、ハウスクリーニングをして好評価をもらうことも大切ってことですね。

マンション売却前のハウスクリーニングは、必ずしも必要というわけではありません。

売却査定の重要な項目ではないし、ハウスクリーニングなしで売却しているオーナーも珍しくないのです。

もし、すでに売買契約を交わしており、あとは引き渡しを待つだけの状態であれば、積極的にハウスクリーニングをする必要はないでしょう

ただし、不動産業者は、少しでも高く売却して仲介手数料を多くもらうことで利益が発生します。

マンション売却を考えている方は「この物件はすぐにでも高値で販売できますよ」とアピールして不動産業者をたきつけるためにも、

ひと手間と費用を惜しまずハウスクリーニングをしておくと良いでしょう。

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