都心マンションの値上がり高騰はいつまで続く?中古マンション値上がり率ランキングTOP50

【マンション値上がり率ランキングTOP50】都心の値上がりはいつまで続く?価格高騰マンションの売却タイミング

今、東京23区内では、かのバブル期のようにマンション投資が過熱している、というニュースを耳にしたことがある方は多いでしょう。

もしかすると「自分が住んでいるマンションも投資目的の購入者が増えた」と、このニュースを肌で感じている方もいるかもしれませんね。

こんな情報をキャッチすると「今なら自分もマンション投資で一儲けできるかも」と単純に考えてしまう方がいます。

しかし、東京23区内のマンション投資が過熱している原因や傾向をしっかり理解して行動に移さないと、あのバブル崩壊の時のような悲劇を味わってしまう恐れがあります。

今回は、東京23区内のマンションがいつまで値上がりを続けるのか、売却に最適なタイミングはいつなのかを徹底解説します。

結論をいうと

マンション価格は、東京オリンピックが開催される2020年まで緩やかに上昇するものと予想
投資目的で所有している場合を除いては、価格が高騰している今こそが「手堅く売り抜くチャンス」

目次

東京23区内の都心マンション価格推移をグラフで見てみよう

今回の大テーマは「東京23区内のマンション価格の値上がり」です。

私と一緒に今回のテーマを勉強するのは、マンション売却・投資に興味を持っている「家売るレオさん」さん。

家売るレオさん
東京23区内のマンション価格って、ものすごい勢いで値上がりしてるってホントですか?
イエプロ
本当です。まずは23区内の新築マンション価格の推移をグラフで見てみましょう。
家売るレオさん
東京オリンピックの開催決定から23区内のマンションの価格がどんどん高くなっているんですね。
イエプロ
2008年にリーマンショックの影響でガクッと下がって、2011〜2012年あたりにマンション価格は底を突いてしまったんだ。

この頃は、マンション投資を見限って、太陽光発電などの比較的新しい投資商品に目を向ける人も増えていたんだ。

家売るレオさん
そこで起死回生の「東京オリンピック開催決定」のニュースだったんですね。
イエプロ
2018年現在でも、緩やかながら23区内のマンション価格は上昇傾向なんだ。

特に千代田区・港区・渋谷区あたりの人気は凄まじくて、ほかの区の平均価格と比べると2,000〜5,000万円近くも高いんだ。

アベノミクスが始まり都心マンションの価格が高騰

2013年、東京都都市整備局は、初めて「都内にどれだけのマンションがあるのか?」の実態調査を実施しました。

調査の目的は、東日本大震災を教訓に耐震化などの施策を検討するためだったのですが、初めての実態調査で不動産業界にとっても参考となる情報になりました。

この調査によると、旧耐震基準のマンション(1981年5月31日まで)で建てられたマンションは、分譲マンションで1万1,892棟、賃貸マンションで1万2,802棟。

1981年6月2日以降に建ったマンションの数は、分譲マンションが4万1,321棟、賃貸マンションが6万7,173棟になりました。

調査の発表は2013年でしたが、調査の実施自体は2011年なので、2018年現在ではさらに増えているはずです。

東京オリンピックの開催でさらにマンションの値上がりに拍車がかかった

マンションの数がいまだに増加している背景には、人口の集中や大手ゼネコンの経営方針など様々な要因がありますが、最も大きな影響を与えているのは安倍政権が打ち出す「アベノミクス」の金融緩和でしょう。

賛否両論のアベノミクスですが、金融緩和の実施によって住宅ローンの金利が下がり、一般的には「マイホーム購入はいまがチャンス!」という状態になっていることで、分譲マンションの購入や投資用の賃貸マンション建設が活発化されています。

そんな最中に発表された「2020年東京オリンピック」の開催決定。

都内近郊は、東京オリンピック開催に向けてさらに建設業の景気が上向きになり、50階を超えるタワーマンションも次々に建てられています。

2015年から2016年にかけてのマンション価格の高騰が凄まじい

先ほど紹介したグラフでご覧になったとおりですが、東京23区内の新築マンションの価格は2013年を境に右肩上がりの高騰を続けています。

特に、2015年から2016年にかけての高騰は凄まじいものがありました。

  • 2015年…4,748万円
  • 2016年…5,249万円

なんと1年間で500万円もの価格上昇が生じたのです。

カンタンに考えると、2015年に5,000万円で購入したマンションは、2016年には500万円アップの5,500万円の価値がついたということ。

さらにこの統計は「平均価格である」という点にも注意が必要です。

あくまでも新築マンションの販売価格の平均値ですから、もっと安い物件があるのと同様に、さらに凄まじく高い物件もあるということ。

渋谷区のように1億円を超える「億ション」の占める割合が60%を超えるようなエリアでは、1つの物件の価値がたったの1年で数千万円も変動していることになります。

バブル並みの高騰!マンション価格が高騰を続けている4つの理由

家売るレオさん
今回のマンション価格の高騰とバブル期って、どっちが高いんですか?
イエプロ
今のところは、平成初め頃のバブル期よりも少し安いくらいの水準で推移しているね。

でも、あと数百万円でも値上がりすれば東京23区内の新築マンションの価格はバブル期に追いついてしまうよ。

家売るレオさん
え?今ってそんなに高いんですか?バブル期ってものすごく景気が良かったってイメージがあるけど、今ってそんなに景気が良いようには感じませんよね。

なんでマンション価格だけがそんなに高騰しているんですか?

あの空前の好景気だった平成初期のバブル期に迫るほどの高騰をみせる東京23区内のマンション価格。

でも、社会経済の全体をみると、あの頃のような景気の良い雰囲気はありません。

なぜ東京23区内のマンション価格が高騰しているのか、原因を解説しましょう。

マンション価格高騰の理由①ホテル建設が活発化して土地不足になっているため

激しいマンション価格の高騰が起きている原因には「ホテル建設の活発化」が深く関係しています。

東京オリンピックの開催に備えて、ホテルなどの宿泊施設を建てるために大規模用地が次々と買い上げられました。

さらに円安のために海外からの旅行客が大量に流入し、ホテル建設に拍車がかかっています。

ホテル建設が活性化すると、マンション用地として活用できそうな土地までもがホテルの建設用地として買い上げられてしまうため、地価が高騰してしまいマンションの価格も高騰してしまったのです。

マンション価格高騰の理由②建設資材が値上がりしているため

築40年マンションは売却と賃貸どちらがお得!?築40年マンションを高く売る方法

地価と建築コスト

参考|地価と建築コスト【三菱地所レジデンス公式】

建設業界でここ10年の間に大幅な値上がりを見せたのが「建設資材」と「人件費」です。

まず建設資材ですが、東日本大震災の復興事業に加えてオリンピックの開催に向けた建設ラッシュが起こり、建設業界は資材不足に悩まされています。

さらに、円安によって材料費が値上がりしたことで拍車がかかり、現在では建設資材の価格が大幅に値上がりしています。

災害復興・オリンピック特需が終わったとしても、東京は2025年を目標に大規模な都市開発をおこなう計画が進んでいます。

街づくり全体の話だけでなく、たくさんのタワーマンションも次々と建設される予定となっているので、東京オリンピックが終了しても数年間は建設資材の値上がり状態は解消しないでしょう。

マンション価格高騰の理由③人件費が値上がりしてるため

人件費もほぼ同じ理由で値上がりを続けています。

復興事業やオリンピック開催に向けた建設ラッシュで、建設業界は慢性的な人手不足に悩まされています。

建設作業員だけでなく、現場作業を指揮する監督業の人手も不足しており、首都圏近郊の作業員人口ではとても間に合わないため、各地から建設作業員と現場監督を呼び寄せている状態です。

ムリをいって地方から首都圏に建設作業員や現場監督を呼び寄せていると、出張費などで人件費が高額になります。

働き手側も、業界全体が人手不足に陥っている状態を知っているので、少しでも良い待遇を用意してくれる仕事を選びますから、徐々に底値はつり上がってしまいます

建設資材と人件費という、マンション建設の大部分を占めるコストの両方が値上がりしているのですから、マンションの価格が上がるのは当たり前の話ですね。

マンション価格高騰の理由④海外投資家の投資が活発になったため

私たちの感覚でいえば「東京の不動産物件は高い」というイメージがありますが、それでも海外の大都市をターゲットに不動産投資をしている投資家にしてみればまだまだリーズナブル。

そのうえ国政も経済も安定しているのですから、海外から見た日本の不動産物件は優秀な投資商品だと評価されています。

さらに東京オリンピック開催に向けた「オリンピック特需」の影響もあって、都内には海外投資家の資本が大量に投入されています。

円安も相まって、海外投資家がマンション価格をつり上げていることは間違いありません。

新築マンションが高すぎるので中古マンションに人気が集中

家売るレオさん
平均価格が5,000万円台になっちゃうと、マイホームのお値段としてはちょっと高過ぎの感がありますよね…投資用だとしても、高額の融資が必須になるし。
イエプロ
良いところに気がつきましたね、家売るレオさん。

やはり家売るレオさんと同じ感想を持っている人がたくさんいるようで、23区内だけでなく都内全域で中古マンションに人気が集中しているんです。

依然として高騰を続ける新築マンションの価格。

それでも新築マンションの売れ行きは衰えを知らない状態ですが、さらに売れ行きが好調なのが中古マンションです。

不動産の市況データを取りまとめている公益財団法人東日本不動産流通機構が発表した、2017年の東京都内の中古マンション市況の動向を見てみましょう。

  • 2014〜2016年まで増加して成約件数は2017年に3年ぶりの前年比減となるが、3万7,000件台をキープ
  • 成約物件の㎡単価は5年連続上昇し、23年ぶりの50万円台
  • 成約物件の価格も5年連続の上昇で3,200万円台
  • 新規登録データは4年連続上昇で過去最高

新築マンションの価格高騰を踏み台に、中古マンションの人気が急上昇していることが分かります。

中古マンションが人気を集めている2つの理由

中古マンションが人気の理由①立地条件が良いのに安い

中古マンションが人気を集めている理由は、ただ「新築と比べると安いから」という単純なものではありません。

まず、中古マンションは、新築マンションと比べると立地条件が良いことが特徴です。

築40年を超えるような築古マンションになると、都心の地価が今よりもずっと安かった頃に建てられているため、駅や官公庁の近くなど、最高の立地に建っていることが多々あります。

それ以降も、開発に合わせてタイミングよく建てられたマンションは立地条件が良いことが多く、築年数にさえこだわらなければ、通勤や外出へのアクセスが良く、周辺環境も良い最高の立地にあるマンションを割安で購入することが可能になります。

中古マンションが人気の理由②リノベーションすれば新築並にキレイ

また、最近ではブームになっている「リノベーション」が中古マンションの人気に拍車をかけています。

居住に使用することで劣化したり傷んでしまった箇所を修復する「リフォーム」と違って、元々の機能よりもさらに機能性を向上させることを目的とした大改修である「リノベーション」。

築古マンションを格安で購入して、自分たちの思い通りにリノベーションすれば、新築並みの高機能マンションを好立地で、しかも割安で実現できます。

リノベーションの予算は300〜1,000万円程度と幅がありますが、格安の中古マンションを見つけることができればリノベーション費用を加えても新築マンションよりずっと安い価格で収まるでしょう。

リノベーションに特化した施工業者も多いので、いろいろな業者と相談して自分たちのフィーリングにマッチした個性的なマンションにリボーンさせるのも、マイホーム作りとしては楽しいもの。

もはや「中古」や「築古」という条件が、マンション市場においてはマイナス要素ではなくなっているのです。

東京23区内の中古マンション値上がり率ランキングTOP50

家売るレオさん
中古マンションの人気が上がっているということは、中古でも高く売れるってことですよね?
イエプロ
そのとおり!常にマンション相場などの不動産市況に目を向けている不動産投資家だけじゃなくて、たまたまでもマイホームとしてマンションを購入した方でも、このマンション高騰ブームこそが売却のチャンスだと言えるね。

中古マンションの中には、人気が集中しているだけでなく地価の高騰なども相まって、新築と同等、もしくは新築よりもはるかに高い価格で流通しているマンションがあります。

  • 住み替えでマイホームを処分したい人
  • マイホーム売却で得たお金を頭金にしてさらにグレードが高いマンションを購入したいと考えている人
  • 投資用に購入したマンションを転売しようと考えている人

などマンションの売却を考えている方にとっては「ウチのマンションはどれくらいの価値があるのか?」に強い興味があるはずですよね。

ここでは、東京23区内にある中古マンションのうち、価格が爆上げ中の大人気マンションについてランキング形式で紹介します。

順位物件値上がり率(%)新築時1㎡当たり単価(万円)新築時1㎡当たり単価2017年9月時点(万円)
1.シティタワー品川(港区)104.936.174.0
2.サンウッド三田パークサイドタワー(港区)63.280.5131.4
3.クレストフォルム上野グランステージ(台東区)59.446.874.6
4.ファミール日本橋グランスイートプラザ(中央区)53.854.684.1
5.グランスイート明石町(中央区)48.164.795.9
6.プレイス白金ブライトレジデンス(港区)47.984.2124.6
7.タワーレジデンストーキョー(台東区)47.569.3102.3
8.エフローレ日本橋(中央区)45.058.785.1
9.パークコート六本木ヒルトップ(港区)44.9146.4212.1
10.小石川ザレジデンス(文京区)44.166.395.6
11.赤坂タワーレジデンストップオブザヒル(港区)44.0132.6190.9
12.パークタワー目黒(品川区)41.7119.2169.0
13.神楽坂トワイシアヒルサイエドレジデンス(新宿区)40.981.6115.1
14.アーバンドックパークシティ豊洲(江東区)40.968.196.0
15.銀座タワー(中央区)40.671.6100.7
16.白金タワー(港区)40.499.8140.1
17.南青山テラス常磐松フォレスト(港区)39.8107.7150.7
18.エアライズタワー(豊島区)39.773.9103.3
19.ステーションガーデンタワー(荒川区)39.169.496.5
20.マークスタワー(荒川区)38.956.378.3
21.テラス渋谷美竹(渋谷区)38.9130.3180.9
22.グランスイート日本橋人形町(中央区)38.267.593.3
23.コンバートメント東京中央(中央区)37.161.283.9
24.東京タイムズタワー(千代田区)36.886.7118.6
25.日本橋ヴォアール(中央区)35.962.384.7
26.パークホームズ目黒リバーサウスアーバンレジデンス(品川区)35.876.5103.9
27.キャピタルマークタワー(港区)35.866.189.7
28.アクシア青山(港区)35.7103.9141.0
29.東京レジデンス千代田九段下(千代田区)35.591.6124.2
30.青山パークタワー(渋谷区)35.4135.3183.3
31.パークコート恵比寿ヒルトップレジデンス(渋谷区)35.1107.6145.4
32.芝浦アイランドケープタワー(港区)35.165.788.7
33.ハウスコート築地(中央区)35.069.894.3
34.コスモ上野パークサイドシティ(台東区)34.549.065.9
35.ジェイパーク武蔵小山3(品川区)34.361.682.7
36.パークリュクス恵比寿(渋谷区)34.1117.2157.1
37.ライオンズタワー月島(中央区)33.970.794.7
38.グランエスタファイブスター(江東区)33.854.272.6
39.ドレッセ目黒インプレスタワー(品川区)33.874.499.5
40.ファミールグラン代々木西原デクスターハウス(渋谷区)33.781.9109.6
41.フェイバリッチタワー品川(港区)33.562.683.5
42.アクシルコート銀座イースト(中央区)33.168.290.8
43.ザ東京タワーズ(ミッドタワー・シータワー)(中央区)33.163.284.1
44.イーストコモンズ清澄白河セントラルタワー(江東区)32.961.982.3
45.パークタワー品川ベイワード(港区)32.960.380.1
46.スカイグランデ汐留(港区)32.887.5116.1
47.ブリリア神楽id(新宿区)32.684.0111.4
48.パークコート麻布十番タワー(港区)32.6137.6182.4
49.渋谷アインス(渋谷区)32.296.9128.1
50.東京フロントコート(江東区)32.053.270.2

第1位 シティタワー品川(港区)

シティタワー品川を高く売る

引用:https://www.nomu.com

値上がりマンションランキング、堂々の第1位は港区にある「シティタワー品川」です。

JR品川駅からわずか徒歩10分。

築5年の3LDKマンションの相場が6,000万円を下らないと言われている品川において、2LDKから4LDKの最多価格帯がなんと3,000万円台という驚異的なお値打ち価格で販売を開始したことで話題となったシティタワー品川ですが、築年は2008年なのですでに築10年を経過しています。

販売開始時の1㎡あたりの単価が約36万円だったシティタワー品川ですが、2017年末の1㎡単価は74万円。

値上り率は104%で、なんと資産価値が2倍に膨れ上がっている計算になります。

このシティタワー品川、なぜ3,000万円台という安値で販売が開始したのかというと、住友不動産を売主とした「東京都」の事業だからです。

ほとんど宣伝などはなかったはずなのに購入希望者が殺到したため、都は公開抽選会を開き、最も倍率が高かった部屋はなんと378倍もの高倍率を記録しました。

今、twitterではロックバンド「ELLEGARDEN(エルレガーデン)」のライブチケットの倍率が300倍になっていることで「倍率300倍」というキーワードがトレンドになっていますが、そのさらに上の狭き門です。

これほどの低価格で販売を開始したのですから、もちろん投資家が狙うは転売での利益だったわけですが、さすがは東京都の事業で、購入にはある条件が付されていました。

  • 個人での購入に限る(法人不可)
  • 70年契約定期借地権付き(70年経ったら東京都に返すことになる)
  • 5年間は購入者本人が居住する

この条件を破った場合は住友不動産が買い戻すという契約で販売しており、すぐには転売も賃貸もできない状態だったので、転売目的で購入しても5年も待つことになる中長期的な投資商品だったと言えます。

法人での購入は不可ということで、法人からの依頼で「代理購入」をした個人の方もかなりの数だとか…

2013年以降からは当初の条件による縛りがなくなり、中古マンション市場に次々とお目見えしたシティタワー品川。

2017年末時点での1㎡単価は決して最高ランクではありませんが、やはり販売開始時の激安単価が効いているためこのランキングでは第1位になりました。

不動産業者の間では「あそこは例外」と見るようですが、品川エリアで物件価格が急激に下落することは考え難いので、第一陣でシティタワー品川を購入した方は「売れば2倍になる」という嬉しいオプションも同時に手に入れたことになります。

第2位 サンウッド三田パークサイドタワー(港区)

サンウッド三田パークサイドタワーを高く売る

引用:https://www.mansion-review.jp/mansion/13975.html

値上がりマンション、第2位は港区の「サンウッド三田パークサイドタワー」です。

都営大江戸線赤羽橋駅から徒歩1分、東面は芝公園やお台場の風景を、西面は新宿・赤坂・六本木の夜景を楽しむことができる25階建てのタワーマンションであるサンウッド三田パークサイドタワー。

販売開始時の1㎡あたりの単価は約80万円でしたが、2017年末の1㎡単価は131万円ですから、値上り率は63%です。

築年は2005年なので2018年時点ですでに築13年が経過しており、立地条件もほかのタワーマンションと比べると決して好立地とはいえないサンウッド三田パークサイドタワーは、かなりのお値打ち価格で販売が開始されました。

ところが、サンウッド三田パークサイドタワーよりも後に、大人気のシティタワー麻生十番・パークコート麻布十番ザ・タワー・パークサイド三田日向坂などの高級マンションが建設されたため、立地条件があまり変わらないのに比較的安価なサンウッド三田パークサイドタワーの人気が急上昇したワケです。

第3位 クレストフォルム上野グランステージ(台東区)

クレストフォルム上野グランステージを高く売る

引用:https://www.nomu.com/mansion/library/id/P0001887/

第3位にランクインしたのは、台東区にある「クレストフォルム上野グランステージ」です。

山手線・京浜東北線・高崎線の上野駅から徒歩5分、14階建てのクレストフォルム上野グランステージは、決して好立地とはいえない条件ですが、今回の値上がりマンションランキングでは第3位に輝きました。

販売開始時の1㎡単価は約46万円、2017年末時点の1㎡単価は約75万円で、値上り率は60%です。

築年は2001年で、2018年時点の築年数は17年も経っていますが、都心エリアのマンション人気に伴って価格が高騰し、販売開始時の低価格と相まって値上りマンションとしてランクインしました。

参考|東京23区「マンション値上がり率」トップ500【東洋経済ONLINE公式】

都心マンションが値上がりする3つの条件

イエプロ
値上りマンションの上位3位までを紹介したけど、なにかお気づきになった点はないですか?
家売るレオさん
うーん…想像していたよりも古いマンションが多い気がしますね。
イエプロ
よく気がつきました!そのとおりです。

上位3位だけでなく、値上り率が高いマンションのほとんどが2000年台に建てられたマンションなんです。

家売るレオさん
つまり、築年数で言えば10年を超えたようなマンションばかりということですよね?築10年越えになると値段が上がるんですか?

ここで紹介した値上りマンションランキングにランクインしたマンションは、第1位のシティタワー品川が2008年、第2位のサンウッド三田パークサイドタワーが2005年、第3位のクレストフォルム上野グランステージが2001年と、築年数が10〜17年も経っています。

4位以下も、ほとんどが2000〜2008年までに建てられたマンションで、2010年台に突入してから建てられたマンションのうちランクインしているのはごくわずかです。

このランキングから「値上りマンションの条件」を読むことができます。

値上がりマンションの条件①築年が2000年前半または2011〜2012年である

東京23区内のマンション価格は、

  • 2008年のリーマンショックの直前に訪れた「ミニバブル」と呼ばれる時期
  • 東京オリンピック開催が決定して地価が高騰している現在

2回の高騰期が存在します。

この高騰期に建てられたマンションは、販売開始時の価格がかなり強気で設定されており、いくら値上りしているといっても分母が大きいために高騰率は上がりません。

反対に、

  • 築年数が2000〜2005年くらいまでのミニバブル到来前
  • 2011〜2012年までのマンション価格が底値を突いた時期

に建てられたマンションは、販売開始時の価格が低く設定されている物件が多いため、値上り率が高くなっています

値上がりマンションの条件②人気エリアに建てられたマンションである

ランキングを集計したところ、上位にランクインしているマンションは港区・台東区・中央区などの都心に近いエリアに集中しています。

マンション値上りの要因が「地価の高騰」にあるのですから、都心に近い人気エリアの地価は激しく高騰しており、値上り率も高くなります。

値上がりマンションの条件③「ちょっと影が薄い」マンションである

値上りマンションの傾向をみると、駅直近ではなく徒歩5〜10分と「少し歩く」程度の立地にあって、

そのエリアで一番に名前が挙がるようなランドマークを避けた、ちょっと影が薄いマンションばかりです。

やはり有名な人気マンションは販売開始時の価格が高めの設定になっているので、値上りしたとしても値上り率は低くなります。

都心マンション価格の高騰はいつまで続くの!?マンション売却の絶好のタイミング

家売るレオさん
値上りマンションのランキングを見てみると「やっぱり今が売り時だ!」

と思うけど、ホントに今が売り時なんですかね?

この先、もっと値上りすることは期待できるの?

イエプロ
正直に言えば、この先マンション価格がどのように変動するのかを確定的に話すことはできません。

だって、実際に物件を集めて市況を作り出している不動産業者でさえも価格変動を読み違ったりするんですからね。

でも、ある程度の予測は可能ですよ。

すでに平成初期のバブルなみに高騰しているマンション価格。

このブームに乗って、今こそマンションを売却して利益を得たいところですが、そこでつい考えてしまうのが

「今売り急いでしまってもいいの?もしかして、もっと値上りするんじゃない?」という疑問です。

ここでは、東京23区内のマンション価格の高騰がいつまで続くのか?を予想してみましょう。

東京オリンピック開催で価格高騰が止まる?

マンションを売却するベストなタイミングを読むために重要なターニングポイントとなるのが「東京オリンピック」です。

東京オリンピックに向けたホテル建設などに伴う地価の高騰がマンション価格に強い影響を与えているのは明らか。

つまり、東京23区内のマンション価格は、東京オリンピックの開催までの間は緩やかながらも上昇を続けるものと予想されます。

ただし、東京オリンピックの影響がなくなった時には、マンション価格が正常値に戻ろうとする力が働くことは必至です。

もし居住用としてではなく、

  • 投資目的でマンションを購入している
  • 居住用であっても売り時を探っている

東京オリンピックの開催を重要なターニングポイントだと認識して、市況に敏感になっておく必要があります。

東京オリンピックが閉幕した後も、春海に建設されている選手村の宿泊施設は居住用マンションへと大改修されて販売されることが決定しています。

現地ではすでにモデルルームの建設が告知されており、まだまだ「注目を集めるエリア」であることは間違いありません。

特にオリンピック開催の影響を直接的に受けている湾岸エリアのマンションでは「オリンピック閉幕後に暴落が待っている」と予想している方もいますが、

多数の物件を握っている大資本の全てが一挙に売り急ぐことがない限り、値上り前の状態にまで一気に戻ることはまずあり得ないでしょう。

もし、今すぐにでも売却しないといけないという特段の理由がない限りは、

2020年の東京オリンピック開催に向けてマンション価格の市況に注意しながら「ここぞ!」と思うタイミングで売却することをオススメします。

オリンピック開催前に売却は損する?

もっともっとマンション価格が値上りするのであれば、東京オリンピック開催まであと2年の時間がある2018年時点では「急いで売却すると、損をするのでは?」と思ってしまいますよね。

もし値上りマンションランキングの条件①〜③に合致するマンションを所有している方であれば、もう少し待ってみても良いのでは…という心情になっても当然です。

ただし、東京オリンピック開催直前までのマンション価格は、上昇するとしても、たとえ下落するとしても緩やかな動きを見せるものと予想されます。

なぜなら、2016年に見せた「1年で110%になる」というような驚異的な高騰を見せる要因は、この先には存在していないからです。

すでに価格が高騰しているマンションを所有している方なら、今すぐに売却しても、少し待ってから売却しても、大差はないとも考えられるので「今すぐに売却すると損をする」なんて欲張る必要はありません。

特に、投資目的で複数の値上りマンションを所有しているなんてケースではなく、単にマイホームとして所有しているマンションの売却を考えている方であれば、

この先の価格上昇を期待するよりも「まさに高騰している今こそ売り時」と考えても損はしません。

高騰の中でもマンション価格が安定して横ばいを示している今こそが「損をせずに売り抜くチャンス」だという考え方は、臆病ではなく「手堅い」とか「利口」なのだと考えましょう

値上がりマンションをさらに高く売るには一括査定がおすすめ

値上りマンションを「もっと高く売却したい!」と考えている方には、ただ高騰を待つのではなく、高値で売却するテクニックがあることを知っておいて頂きたいですね。

マンションを高く売却するテクニック、それは「複数の不動産業者に査定をしてもらうこと」です。

1社だけの買取り査定では、その見積り価格が適正なのか、高いのか安いのかも分かりません。

複数の不動産業者に査定をしてもらえば、自分のマンションの買取り相場を読むことができるので、安く買い叩こうとする業者がいたとしてもすぐに見抜いて除外することができます。

さらに「このマンションはぜひとも当社が買い取りたい!」と考えている業者が高値の査定を出してくれることが期待できるし、

複数の業者が手を挙げれば勝手に価格競争をしてくれるので、1社だけに査定を依頼するよりもグッと高い値がつくことがあります。

インターネットで調べればすぐにマンションの買取り相場が分かる時代ですが「少しでも高く売却したい!」と考えるのであれば、ぜひ複数の不動産業者に査定を依頼することをオススメします。

【マンション値上がり率ランキングTOP50】都心の値上がりはいつまで続く?価格高騰マンションの売却タイミングのまとめ

ここでは、高騰を続けている東京23区内のマンションについて、値上りはいつまで続くのか?売り時はいつなのか?を紹介していきました。

値上りマンションの条件も併せて紹介しましたが、もう一度、今回のポイントだけをカンタンにおさらいしておきましょう。

値上りマンションの条件

  • 2000年前半・2011〜2012年に建てられている
  • 港区・台東区・中央区などの人気エリアにある
  • 立地条件は「最高に良いとまでは言えない」程度の影が薄いマンションである

マンションの価格はどうなる?いつが売り時?

  • 東京23区内のマンション価格の上昇は、東京オリンピックが開催される2020年まで緩やかに上昇するものと予想
  • 投資目的で所有している場合を除いては、価格が高騰している今こそが「手堅く売り抜くチャンス」
家売るレオさん
実は私の自宅も2000年始め頃に購入したマンションなんですけど、今が売り時かも知れませんね。
イエプロ
そう考えるのは「手堅く・利口」なんですよ。投資目的でギリギリまで相場や市況を見つめ続けるのも疲れますからね。
家売るレオさん
たしかに、マイホームを売るタイミングをはかるために不動産情報を常にチェックし続けるのは大変だし、何より気が滅入りそうです…
イエプロ
それなら、まずは「今、ウチのマンションはいくらで売却できるのだろう?」という疑問を先に解決するために、不動産業者の査定を受けてみると考えがまとまりやすくなるかも知れませんね。
家売るレオさん
「1社だけではなく複数の不動産業者に査定してもらう」でしたよね!早速、情報を集めてみます!

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