転勤で引越することに!持ち家やマンションは思い切って売却する?賃貸のほうが賢い?

転勤で引越しに!持ち家マンションは思い切って売却する?賃貸の方がお得?

会社勤めは時として非情な決断を下します。

突然、上司から「来月から海外勤務ね」とか「来期は地方の支店長として修行してきて」なんてお達しを受けてしまっても、逆らうことなんてできません。

すると「せっかく家やマンションを購入したのに、この物件どうすればいいの?」という悩みと直面することになります。

住宅ローンを組んで家やマンションを購入した方なら、そのまま住み続けることができない残念な気分よりも、ローン返済という現実的な問題にも頭を抱えてしまうでしょう。

そこでイエプロでは、せっかく家やマンションを購入したのに転勤が決まってしまい、引越しを余儀なくされている方のために、家やマンションをどのように活用していくのかについて解説していきます。

目次

購入した家やマンションはどうする!?転勤が決まったら道は4つある

家売るレオさん

家やマンションっていっても「マイホーム」であることに変わりはないから、何度も気軽に買い換えることなんてできませんよね。

イエプロ

そんなことを余裕でできるのはごく一部の人たちだけですよ。

みなさん、いろいろと苦労してやっと一つの物件を購入できるっていうのが現実です。

家売るレオさん

でも、せっかく頑張って家やマンションを買っても、いきなり転勤を言い渡されるかもしれないって考えれば、怖くて手を出しにくいイメージがありますね。

イエプロ

特に首都圏は仕事の都合で集まっている人も多いので、逆をいえば「仕事の都合で遠方にいくことになる」というリスクもあるってことでしょう。

家売るレオさん

う〜ん…実際に家やマンションを購入したあとで転勤が決まった人って、マイホームをどうしちゃうんでしょうか?

せっかく家やマンションを購入したのに、そのまま住み続けることができなくなってしまう事態が発生したら、あなたはどんな選択をしますか?

考えられる道は4とおりでしょう。

  • 住むことができなくても、支払いをしながらそのまま放置する
  • 物件を遊ばせるのはもったいないので、自分は単身赴任して家族に住まわせる
  • だれかに賃貸して、家賃収入で支払いをまかなう
  • 思い切って売却する

みなさんなら、どの方法を取りますか?

①デメリット連発!支払いをしながら「そのまま放置」する方法

せっかく購入した家やマンションから家族全員が一斉に引っ越してしまう…

必要な家財道具や家電製品を移動させて、とりあえずの不要品は残しておけば、引っ越しもコンパクトに済むのでラクですね。

ところが「そのまま放置」という方法ではデメリットの連発を食らうことになります。

そのまま放置する場合のデメリットをチェックしてみましょう。

  • 住居費が二重になる
  • 固定資産税と都市計画税の納税義務がある
  • 物件が劣化する
  • 資産価値が低下する

まずは単純に住居費の二重払いが発生します。

引っ越し先の住居費を支払うのは当然ですが、家やマンションの住宅ローン返済、毎月の修繕積立金や管理費の支払いも避けられないため、住居費の二重払いになってしまいます。

家やマンションを購入する際にはまさか転勤まで見越して計画を進めてはいないでしょうから、収入額の10〜20%程度の返済計画で住宅ローンを組んでいるはず。

これでは、引っ越し先での生活が非常に強く圧迫されてしまうでしょう。

また、毎年の「固定資産税」と「都市計画税」の納税義務も避けることができません。

いずれも、その年の1月1日時点での所有者に課税されるため「いま現在はそこに住んでいない」という事実に関係なく納税義務が生じます。

これも金銭面では非常に大きな負担になりますよね。

さらに、住宅は人が住んでいないと劣化が急速に進むものです。

空気が通らず湿気がこもってしまうためカビが発生する、使用されていない配管類が劣化で損傷するなど、人が住んで生活で使用している以上に劣化してしまうのです。

「家はいきもの」なんてハウスメーカーのキャッチコピーがささやかれたことがありますが、まさにその通りなんです。

物件が劣化してしまうことで起こる最大の悲劇が「資産価値の低下」です。

いざ売却となっても、長らく放置されていた物件では劣化が激しくなり、思っていたほどの価格では売却できなくなります。

「売っても安いなら賃貸に」なんて安易に考えても、賃貸物件にするには相応のメンテナンスが必要。

結果、大きなお金が必要になるのですから、資産価値の低下が招くダメージは計り知れないものになるでしょう。

②選択肢としては間違っていないが苦しさを伴う「単身赴任」

世の中には家族と離れて会社のために奉職する単身赴任族の方々が大勢います。

数年に一度は転勤、しかも全国や海外を股にかける転勤があるような会社で勤務していれば「自分は飛び回っても仕方がないが、家族には安心した生活を送ってもらいたい」と願うものです。

家やマンションを購入して家族に住まわせて、転勤が決まれば自分は単身赴任する。

この方法であれば、せっかく購入した家やマンションを無駄にすることはありません。

家族にはマイホームに住んでもらって安心した生活を提供しているという事実は、日々、厳しい状況の中で働く企業戦士のモチベーションを維持する材料でもあります。

ただし、そのために伴う苦しさは「そのまま放置」と大差がありません。

当然ながら住居費は二重に支払うことになるし、固定資産税も毎年納税することになります。

単身赴任となれば会社が住居費の扶助をしてくれるケースもありますが、住居費の負担が減っても生活費の高騰は避けられません。

使用していないことで物件が劣化してしまうというリスクは回避できますが、それ以上に「家族と離れ離れ」という辛さは大きく響くでしょうね。

転勤するならどっち?家やマンションの「賃貸」と「売却」のメリット・デメリットを比較

家売るレオさん

転勤することで家やマンションを放置するのはもったいないし、かといって単身赴任するのも寂しい…男って大変ですね。

イエプロ

「放置」と「単身赴任」はどちらも「特段のメリットがない」という点で共通しています。

家売るレオさん

となると、転勤するときは「賃貸」か「売却」かの二択を迫られるってことですか?

イエプロ

賃貸か売却かの二択でどちらを選べばいいのかは、状況によって異なります。

まずはそれぞれのメリットとデメリットをしっかりと比較してみましょう。

転勤が決まって家やマンションを放置したり、自分だけ単身赴任の道を選んだりするのも、事情によっては最悪の決断というわけではありません。

状況次第では、それがベストだという決断になることもあるでしょう。

しかし、一般的には「放置」と「単身赴任」には大きなデメリットが付きまといます。

すると、現実的には「賃貸」かまたは「売却」というかたちで、家やマンションという資産を上手に活用する必要があるでしょう。

ここでは、転勤が決まった場合に家やマンションを「賃貸」または「売却」する場合のメリットとデメリットを比較してみましょう。

フルローンなら「賃貸」がおすすめ?家やマンションを「賃貸」する場合のメリット・デメリット

家売るレオさん

私は断然に「賃貸」のほうがいいと思いますね。

イエプロ

なにやら自信満々ですね。

なぜ賃貸がおすすめなんですか?

家売るレオさん

だって、家賃がもらえるから実質的に負担なしで家やマンションを維持できるでしょ?家賃を上手く設定すれば、もしかするとプラスになることだってあるだろうし。

イエプロ

それは間違いじゃありませんね。

でも、賃貸にはデメリットがあることも頭に入れておかないと大失敗につながりますよ。

転勤で家やマンションから離れることになるのであれば、誰かに家やマンションを貸して家賃収入を得る「賃貸」という方法で物件を維持するのも得策ではあります。

では、家やマンションを賃貸する場合のメリットとデメリットを解説していきましょう。

家賃収入でローン支払いも実現!家やマンションを賃貸する3つのメリット

転勤で家やマンションから引っ越すことになった場合に、家やマンションを賃貸にすることで得られるメリットは次の3点です。

メリット① 家賃収入を得ることができる

メリット② 帰ってきた時の住居探しに困らない

メリット③ オーバーローンでも困らない

では、それぞれのメリットについて詳しく解説していきましょう。

メリット① 家賃収入があれば住宅ローンの支払いにあてられる!完済していれば副収入!

家やマンションを賃貸物件として他人に貸せば、当然として「家賃」を得ることができます。

決して安からぬお金を得ることができるのですから、これは嬉しいメリットでしょう。

「住宅ローン支払いの足しになれば」という感覚の方が多いとは思いますが、家賃の金額設定と住宅ローンの支払い設定によっては、家賃収入だけで住宅ローンの支払いを全てまかなうことだって可能です。

住宅ローンの支払いが完済していたり、そもそも住宅ローンを利用しないで家やマンションを購入しているのであれば、家賃収入は全て副収入になります。

年間にすればかなりの金額を稼ぐことができるので、生活を潤わせてくれることになるでしょうね。

メリット② 転勤から帰ってきても大丈夫!住居探しの手間がない

家やマンションを賃貸物件として運用し続けていれば、その物件は「自分のもの」であることを維持できます。

すると、転勤が解けて帰ってきた時には、新たに住みかを探す苦労をしなくても済むというメリットがあります。

特に、海外勤務から帰国する場合などでは、海外に滞在している間に国内の物件探しをする必要があるため大変な苦労をするハメになります。

借主との賃貸借契約を「定期借家契約」にしておけば、貸主が了承しない限りは契約期間が満了すれば確実に退去してもらえるので「借主が退去してくれない」というトラブルが起きる心配はありません。

メリット③ 売却が難しい「オーバーローン」でも賃貸なら問題なし!

住宅ローンを利用している方の中には、家やマンションの価格と諸費用のほか、家財道具や家電製品の新調などを含めて少し多めの金額を借り入れる「オーバーローン」を組んでいる方も多いでしょう。

住宅ローン完済まで住み続けながら返済するのであれば大した問題はありませんが、途中で住み替えるために家やマンションを売却することになれば困った展開になります。

通常、住宅ローンの支払い途中で家やマンションを売却する際は、売却によって得たお金で住宅ローンの全額を一括返済することになります。

ところが、オーバーローンを組んでいると、マンションを売却してもローンの全額返済まで遠く届かないことになるケースが多く、売却時には不足分を別のローンで返済する必要があります。

こうなると、オーバーローンを組んでいる場合は現実的に売却不可能になってしまうのですが、賃貸にすることで住宅ローンの一括返済という大きな負担を回避できます。

もしかすると収入ゼロもあり得る?家やマンションを賃貸する4つのデメリット

転勤で引っ越しを余儀なくされた場合、家やマンションを賃貸にすれば家賃収入によって住宅ローンの返済分をまかなうことができるなどのメリットがあります。

ただし、ここで説明したメリットを享受できる反面、場合によっては大きなデメリットを背負うことも考えられます。

家やマンションを賃貸にするデメリットは次の4点です。

デメリット① 空き室リスクがある

デメリット② 相場よりも安い家賃になる

デメリット③ 物件が傷んでしまうおそれがある

デメリット④ 確定申告の必要がある

しっかり把握していないと恐ろしいことになる、家やマンションを賃貸にする場合のデメリットを詳しく見ていきましょう。

デメリット① 最悪の場合は家賃収入ゼロ?空き室リスクは避けられない

賃貸物件を運用していると家賃収入を得られるというのは、あくまでも「誰かが借りてくれた場合」の話です。

たとえば、自分たちが引っ越してすぐに借り手が見つかればベストですが、数ヶ月経っても借り手がつかないことだって珍しくはありません。

借り手がついていない間は、当然ながら家賃収入はゼロです。

最悪の場合、いつまで経っても入居希望者が現れず、いつまで経っても1円にもならないなんて事態も考えられます。

そうしている間にも、毎月の住宅ローン返済、修繕積立金や管理費の支払い、1年毎の固定資産税と都市計画税の支払いは避けられないのですから、住居費の二重払いという重い負担がのしかかります。

借り手がついてこその「賃貸」であって、誰も入居していない状態では「ただの空き家」だということを無視してはいけません。

デメリット② 定期借家契約では相場よりも家賃が安くなる

メリット②では「転勤から帰ってきたときの住居探しの手間がない」と説明しましたが、これはレンタル期間が満了すると退去が生じる「定期借家契約」を結ぶことが前提です。

定期借家契約のメリットは「契約期間が満了すれば原則的には更新しない」という点にあります。

一方、通常の賃貸物件で設定される「普通借家契約」では、特に再契約を結ばなくても自動更新されるという特徴があり、つまりは「退去は借主のタイミング次第」ということになります。

つまり、定期借家契約で家やマンションを賃貸する借主には「期限が満了すれば確実に退去する必要がある」という不利な条件を課していることになるのです。

そのため、定期借家契約では、周辺の賃貸相場と比べると安い家賃を設定することになります。

特にルールがあるわけではありませんが、そうしないと入居希望者を見つけるのが難しくなるのです。

だって「◯年経ったら確実に退去する」なんて条件がついていれば、新たな住居探しや引っ越しの手間も折り込み済みになるわけですから、家賃が安いくらいのメリットがないと誰も入居してくれませんよね。

数年後には新たな住居を契約するために敷金・礼金・仲介手数料を支払うことが決定しているわけですから、月々の家賃が安くて済むくらいのお得感がないと入居希望者が見つかるわけもありません。

家賃が安くなるということは、つまり住宅ローンを含めた月々の支払い分の捻出が難しくなるということです。

家やマンション物件を賃貸として貸し出しながら維持していくには「家賃収入を支払いの「足し」にする」くらいの感覚でいるのが正解かもしれませんね。

デメリット③ キレイに使ってもらえるとは限らない?物件が傷むおそれがある

賃貸物件に住んでいる人には、少なからず「マイホームってわけじゃないし」という感覚があります。

故意または不注意での損傷があれば入居者が実費で修繕することになりますが、丁寧に住み続けていこうという感覚からはほど遠い扱いになってしまうものです。

ドア、窓、据付の棚、エアコンなどの家電製品、壁や天井など、マイホームであれば損傷や汚れが気になるところでも賃貸なら「退去すれば関係なくなるし、バレなきゃ問題ない」なんて考えがち。

だからこそ、大切な家やマンション物件を第三者に賃貸するのは気がひけるものがあります。

数年の間、家やマンションを賃貸として運用し、退去してもらったあとの部屋をみて愕然とした…なんてケースもあるので、ある程度は物件が傷むことも覚悟しておく必要があるでしょう。

デメリット④ 会社員にも関係ある?確定申告が必要

会社から給料をもらっている方には縁遠い話である「確定申告」ですが、家やマンションを賃貸する場合は無関係ではなくなります。

家やマンションを賃貸して家賃収入を得た場合、その収入は「不動産所得」という収入になります。

会社では毎年11〜12月に書類を提出して年末調整で所得税を精算しますが、これは「給与所得」が対象。

つまり、不動産所得を得た分については、年末調整とは別に毎年の確定申告をする必要があります。

あまり複雑な申告内容にはなりませんが、初めての確定申告は不慣れであることも手伝って苦戦することは必至でしょう。

もし初めての確定申告が不安な場合は、関係する資料を集めて税理士に相談したほうが賢明です。

住宅ローンの返済から脱出!負担を軽減するなら「売却」がおすすめ

家売るレオさん

一概に「賃貸」なら儲かるっていうわけでもなかったんですね。

イエプロ

なにせ借り手が見つからなければ収入ゼロで家やマンションを維持することになるんですから、大きなリスクも伴うということですよ。

家売るレオさん

それなら「いっそ売却」っていうのもアリですね。

イエプロ

消去法だけで売却するのも危険ですよ。

売却にもメリットとデメリットがありますから。

転勤が決まって住み慣れた家やマンションから引っ越すのであれば、究極の手段となるのが「売却」です。

いつか転勤が解けて帰ってきたときには…などとは期待せず、負担を軽減することを優先させるのも賢い選択のひとつでしょう。

ここでは、転勤が決まった際のマンション売却について、メリットとデメリットの両面を解説していきましょう。

住宅ローンの返済とお別れ!家やマンションを売却する3つのメリット

家やマンションを売却すれば、次のようなメリットを享受しながら転勤を受け入れることができます。

メリット① 住宅ローンの返済から脱出できる

メリット② 高値で売却できるチャンスはまさに今!

メリット③ 確定申告は一度だけ

それぞれのメリットについて、詳しく解説してきましょう。

メリット① 苦しい返済ともお別れ!住宅ローン返済から脱出できる

住宅ローンの返済は、家計の中でも非常に重いウェイトを占めます。

住居費は収入の10〜20%が適切といわれていますが、実際のところは収入の30%以上の返済を抱えているケースも珍しくありません。

夢のマイホーム生活のはずが、意外にも苦しい展開になっている家庭も少なくないのではないでしょうか?

転勤・引っ越しを転機に、家やマンションを売却して住宅ローン返済から解放されれば、生活は一気に楽になります。

「住宅ローン返済の途中でも売却できるの?」という疑問を感じている方がいるかもしれませんが、住宅ローンを一括返済できるのであれば、金融機関も売却を認めてくれます。

もし売却額が返済額を下回ったとしても、現在の負担額よりもはるかに軽い負担でローンを組んで返済すれば、生活の苦悩を減らすことができるでしょうね。

メリット② マンション価格は高騰!高値で売却するなら今がチャンス

2018年11月現在、首都圏をはじめとした都市部のマンション価格は高騰状態です。

人気エリアのマンションでは、販売開始時と比較すると資産価値が2倍になった物件もあるほどですから、

このチャンスにマンションを売却できれば、住宅ローンの一括返済どころか、さらに別のマンション物件を購入する資金が捻出できるかもしれません。

マンション価格の高騰は東京オリンピックが開催される2020年が区切りになるといわれているので、ここ1〜2年で転勤が予想される方なら、まさに今こそが高値売却のチャンスとなります。

マンション購入も2回目になれば目が肥えているはず。

きっと最初に購入したマンションよりも良い物件を手頃な価格で購入できるでしょう。

メリット③ 面倒な確定申告は一度だけなので楽勝!

家やマンションを売却すると所得税が課税されます。

この点は、先ほど賃貸のデメリット④で紹介したとおりで、売却によって得た利益も所得税が課税されるのです。

ただし、売却による収入は「不動産所得」ではありません。

「不動産を売却したんだから「不動産所得」じゃないの?」と考えるかもしれませんが、不動産を売却して得た利益は「譲渡所得」に該当します。

譲渡所得税も年末調整では処理できないので確定申告することになりますが、売却した翌年の一度だけです。

イエプロ

譲渡所得税は物件の所有期間に応じて税率が変わります。

売却した年の1月1日を基準に所有期間が5年を超えている場合は税率が半分になるので、すぐに5年を迎えるのであれば5年超を待って売却するべきでしょう。

資産運用の道はストップ?家やマンションを売却する3つのデメリット

家やマンションを売却して手放せば、住宅ローンの返済という重荷から解放されるという大きなメリットがあります。

一方で、いくつかのデメリットも存在するので、デメリットもしっかりと理解しておくべきでしょう。

マンション売却のデメリットは次の3点です。

デメリット① 家賃収入を得るチャンスが途絶える

デメリット② オーバーローンなど、場合によっては負担が増える

デメリット③ 別の住居を探す手間が増える

では、転勤が決まって家やマンションを売却するデメリットを解説します。

デメリット① 継続的に家賃収入を得るチャンスが途絶えてしまう

家やマンションを賃貸すれば、上手に運用することで継続的に家賃収入を得ることができます。

売却によって一時的に大きなお金を得るよりも、住宅ローン返済に必要な程度の収入を得ながら、またはわずかにでも利益を得ながら物件を維持するほうが良いと考えるのであれば、売却は得策ではありません。

デメリット② オーバーローンなら危険?負担が増える場合もある

もし住宅ローンをオーバーローンで組んでいる場合は、売却によって得る収入よりも一括返済の額のほうが大きすぎて手が届かないことがあります。

その差がわずかであれば大きな負担にはなりませんが、大幅なオーバーローンを組んでいれば一括返済に全く手が届かず、新たなローンを背負おうという大きな負担が生じます。

賃貸にしておけば実質的に支払いゼロが実現できたのに、売却したことで住宅ローン並みの返済を背負った…なんてケースも考えられるので、売却前にしっかりとシミュレーションを重ねておくべきでしょう。

デメリット③ 転勤が解けても帰ってくる家はない、新たな住居を探す手間がある

売却によって家やマンションを手放すと、その家やマンションは新たな買い手のものになります。

当然のことですが、売却してしまえばその物件に戻ることはできません。

すると、転勤が解けて帰ってきた場合でも、新たに別の住居を探す必要が生じます。

「事情を話して物件を買い戻す」なんてことを考えても、おいそれと新たな所有者が譲ってくれるわけではないので相応の大金を積むことになるでしょう。

そうしたからといって、売ってもらえるとは限りません。

どうしても愛着があって「帰ってきたら絶対にこの物件に戻ってきたい」と思えるような物件であれば、所有権が移転しない方法で維持を続けておくほうが利口なのです。

また、新たな住居を探すときには、購入であれば住宅ローンを組んで、賃貸であっても敷金・礼金・仲介手数料が発生するため、金銭的な負担は増大してしまいます。

こんな人におすすめ!「賃貸」と「売却」がマッチするパターン

家売るレオさん

う〜ん、それぞれのメリットとデメリットがあるのはよくわかりました。

こうなると「賃貸」と「売却」のどちらがベストなのかは迷いますね。

イエプロ

そうでしょう。

では、もっと分かりやすいように、どんな方にどんなパターンが当てはまるのかを解説していきましょう。

転勤に伴って家やマンションから引っ越しをする必要がある場合に「賃貸」と「売却」のどちらを選択するのかは、みなさんが置かれたそれぞれのパターンによって差があります。

それぞれのメリット・デメリットを理解することは大切ですが、頭の中が混乱してしまう方もいるでしょう。

ここでは、どんな方に「賃貸」が向いていて、どんな方に「売却」が向いているのかを具体的に例示します。

こんな人には「賃貸」が向いている!賃貸がマッチする2つのポイント

家やマンションを売却せず賃貸にするのがマッチしている方は、次に挙げる2つのポイントのいずれかに該当する方です。

賃貸がマッチする2つのポイント

  1. どうしても「この物件が気に入っている」という人
  2. 数年以内にその土地に戻ってくる可能性がある人

お住いのマンションがデザイナーズマンションであったり、自分好みにリノベーションした物件であったりすれば、ほかの物件に移り住むのはひどく気乗りしないでしょう。

この物件を手放してしまえば同じような物件には二度と出会えないだろうと感じるくらい、現在の家やマンションのことを気に入っているのであれば、売却で手放さずに賃貸として運用し、所有権を維持するべきです。

また、転勤が数年間の期限付きなどで、任期を終えれば現在の土地に帰ってくる道が用意されているのであれば、家やマンションを手放してしまうのは得策ではありません。

転勤が解けた数年後には、同じ場所に戻ってきて新たに住居を探すことになるわけですから、手間もコストも無駄になってしまいます。

こんな人には「売却」が向いている!売却がマッチする4つのポイント

転勤に伴って家やマンションを引っ越すのであれば、ここで挙げる4つのポイントにマッチしている方には「売却」をおすすめします。

売却がマッチする4つのポイント

  1. 住宅ローンの支払いが苦しいと感じる人
  2. 売却すれば住宅ローンが完済できる人
  3. 長期の転勤になる人
  4. 賃貸管理が面倒に感じる人

まず、月々の住宅ローンの支払いに加えて、修繕積立金や管理費などを含めた支払いが苦しいと感じる方なら売却が断然におすすめです。

家やマンションを売却することで、ローン返済という長く苦しい戦いに終止符を打つことができます。

売却するのであれば新たな負担を背負うことは望ましくないので、売却によって住宅ローンの残債を一括返済できるのであれば売却がおすすめです。

反対をいえば、一括返済が望めない方には売却はあまり強くおすすめできません。

住宅ローンの残債に応じて検討するべきでしょう。

また、転勤期間が長期であったり無期限であったりすれば、家やマンションを維持しておくことが無駄になってしまうおそれがあります。

転勤して別の土地に移り住めば「住めば都」で転勤先の土地が気に入って永住することもあり得るので、転勤の先行きに応じて「賃貸」か「売却」かを選択すると良いでしょう。

さらに、賃貸経営には意外と細かな気配りが必要です。

不動産業者に管理を任せているとはいえ、契約書類の取り交わしや不具合が発生した場合の対応、家賃収入の管理、固定資産税などの税務管理など、決して手放しでお金を生んでくれるわけではありません。

これらの手間が煩わしく感じるのであれば、賃貸には不向きなので売却するほうが利口でしょう。

売却を成功させるなら「一括査定サイト」の活用がおすすめ!

転勤に伴って家やマンションを売却するのであれば、1社だけの査定で決断するのはNGです。

必ず複数の不動産業者に査定を依頼し、信頼できる不動産業者を厳選してお任せするのがベストです。

不動産業者を探すのなら、不動産の「一括査定サイト」を活用するのがベストです。

簡単な情報入力で複数の優良な不動産業者に一括で査定が依頼できます。

ぜひ一括査定サイトを活用して、最高値での不動産売却を目指しましょう!

転勤が決まった!家やマンションは思い切って売却する?賃貸のほうが賢い?のまとめ

家売るレオさん

転勤でいつ帰ってくることができるのかもわからないなら思い切って売却するのがベストですね。

イエプロ

でも、期限付きの転勤のように短期間で帰ってくることが予定されているなら、愛着がある家やマンションは賃貸として維持しておくこともおすすめです。

家売るレオさん

それぞれの状況次第で、ってことですね。

イエプロ

そのとおり!ここで紹介した「賃貸」と「売却」のおすすめパターンに照らして、ご自身の状況から対応を決めると良いでしょう。

転勤に伴って家やマンションをどうするのかは、みなさんが置かれた状況や転勤の期間、住宅ローンの残債などを総合的に考える必要があります。

ぜひ、みなさんにとって最良の方法を選んで、心置きなく転勤ができるように準備しましょう。

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