【マンション売却の必勝法】中古マンションを高く売る5つの方法&初心者でもわかるマンション売却の流れ

- マンションをできるだけ高く売りたい
- 住宅ローンが残っているので高く売らないとまずい
- 初めての売却なので失敗したくない
このように絶対にマンション売却を成功させたい方に朗報です。
初心者でもコレを実践するだけで高く売れるマンション売却必勝法ができました!
必勝法をマスターするだけで、なんと最低100万~500万は得することができます。
なかなかの大金ですよね…高級車買えちゃうほどです。
そして、マンション売却が初めての人向けに「マンション売却の流れ」も詳しく紹介しますので、全てマスターして一生に一度のマンション売却を成功させましょう!
【マンション売却必勝法】マンションを高く売る5つの方法
実際にマンション売却で成功を目指したい場合は、どんなポイントに気をつけるべきなのでしょうか?

マンションを高く売る5つの方法
- ブランドマンションなら販売元に依頼する
- 一括査定で複数の不動産業者に査定を依頼する
- 契約方式は一般媒介契約にする
- 相場を読んで適正な販売価格を設定する
- 検索に引っかかる販売価格を設定する
マンションを高く売る方法①ブランドマンションなら販売元に依頼する

マンションでも大手デベロッパーが販売元のブランド名が付いているマンションがあります。その販売元に欲しい人がいないか相談してみましょう
デベロッパー名 | ブランド名 |
野村不動産 | プラウド |
三井不動産 | パークハウス |
東京建物 | ブリリア |
東急不動産 | ブランズ |
伊藤忠 | クレヴィア |
例えば、ブリリアなら会員登録している会員に毎月無料冊子が送られてきますが、その中にブリリアの中古物件情報が載っています。
会員登録しているということは、ブリリアに興味がある成約に近い顧客で投資家・お金持ちである可能性が高いです。
また、「このエリアのパークハウスを狙っているので情報が欲しい。」とデベロッパーにお願いして情報待ちしているお客もいます。
そのような顧客にダイレクトにアピールすることができますし、デベロッパーも仲介手数料が欲しいので頑張ってくれますので一番早く高く売る方法だと考えられます。
マンションを高く売る方法②複数の不動産業者に査定を依頼する
マンションを高く売却する秘訣は、必ず複数の不動産業者に査定を依頼することが重要です。
複数の業者に査定を依頼するメリットは、
- 不動産業者によって査定額が大きく異なるから
- 査定額の相場がわかるから
になります。査定額が安い業者だけに頼んでしまってはもったいないですよね。
【複数業者のメリット①】不動業者によって査定額が大きく異なるから

間違っても1社だけに査定をお願いして「そんな高値になるの?ラッキー!即決します!」なんてことはしないように気を付けましょう。
A社の査定額が2,840万円でも、B社が3,300万円、C社が3,600万円てことがありえますので、一括査定をすることで最低でも100万~500万は得します。
【複数業者のメリット②】査定額の相場がわかるから
そしてもう一つの理由は、複数の業者に査定してもらうことで査定額の相場がわかります。
1社だけでなく最低3~4社に査定してもらえば、相場が割り出せるので安売りしてしまうことがありません。
A社に依頼して2,840万円で売却した後に、実は3,600万円で売れた物件だったって知ったら後悔しますよね。
複数業者に依頼するにしても自分で足を運んで査定してもらうのはめんどうですよね。
そこで、便利なのが「無料の不動産一括査定サイト」です。
一括査定サイトを利用すれば、エリアなどを60秒でカンタン入力するだけで、複数の不動産業者に一括して査定を申し込むことができます。
優良な不動産業者(三井・野村・住友など)を厳選した不動産の一括査定サイトを活用して、必ず複数の不動産業者に査定を依頼しましょう。

この一括査定をするだけで、
500万円以上の差がつくのでやらないともったいないですよ!
マンションを高く売る方法③契約は一般媒介にする

マンションを売却するには不動産業者と媒介契約を結ばなければなりません。
- 一般媒介
- 専任媒介
- 専属専任媒介
契約の種類はこの3つで、「一般媒介」だけが唯一複数の不動産に依頼することができます。
不動産業者との契約は、複数の不動産業者に依頼できる「一般媒介」にしましょう。
複数の不動産業者に依頼するということは、
- 広告の幅が広がる
- 宣伝力が強まる
- 多くの目にふれる
ということなので早く売れる確率も高まります。
マンションを高く売る方法④相場を読んで適正な販売価格を設定する

複数の不動産業者に査定をお願いした際には、必ず「相場」に注目しましょう。
たとえば、A社・B社・C社・D社・E社の5社に査定を依頼したとしましょう。
A社 | 1,100万円 |
B社 | 1,000万円 |
C社 | 900万円 |
D社 | 2,000万円 |
E社 | 500万円 |
A社からC社までの3社は、B社の1,000万円という査定結果を中心に前後100万円の差しかありません。
すると、なんとなくでも「だいたい1,000万円くらいかな」という感触が分かるでしょう。
これが相場を読むということです。
複数の不動産業者に査定を依頼することで、その物件が市場ではどれくらいの価値があるのかの相場をつかむことができます。
すると、D社とE社は大きく相場から外れていることがわかりますね。
まずD社のように相場からかけ離れて高い査定額を提示している業者はNGです。
「え?そんなに高い値段で売れるの?」なんて喜んでも、あとでガッカリする結果になるでしょう。
相場よりも高い価格で売り出しても、みなさんのように賢い消費者は「もっと安く売られている物件はないかな?」と探すでしょう。
あまりにも相場より高い価格を設定してしまうと、
- 成約率はガクッと下がる
- 時間がかかった上に安売りをする
という結果になってしまいます。
反対にE社のように相場よりも安すぎる査定額を提示する不動産業者もNGです。
市価よりも安い価格を設定する不動産業者は、販売力が低い業者だと判断するべきでしょう。
市価よりもずっと安い価格を設定すれば、市場では「掘り出し物」として評価されてすぐに成約にこぎ着けるかもしれません。
しかし、それはあくまでも安売りの結果です。
販売力がしっかりとしていて、相場どおりの適正価格を設定していれば、安売りをしなくても成約にたどり着くでしょう。
相場よりも安く売却したのであれば、マンション売却に成功したとはいえませんね。

相場どおりの適正価格で売り出してくれる不動産業者の中から、さらにしっかりとした業者を選ぶのがベストってことですね。

そのとおりです!もし相場よりも高い価格を設定している業者があれば「なぜ高値で売れるのか?」という理由を尋ねてください。
納得できる理由があれば、一般媒介契約を結んで選択肢の一つとしてキープしておくのも良いでしょう。
マンションを高く売る方法⑤検索に引っかかる販売価格を設定する
実際に販売価格を設定するときに、みなさんが「3,000万円くらいかな」と希望額を伝えるでしょう。
ここで「じゃあ3,000万円でいきましょう!」と決めてしまう不動産業者はNGです。
こちらはsuumo(スーモ)で販売向けマンションを検索したページです ↓↓

販売向けマンションを検索する際に「価格」の上限を検索すると「◯◯◯◯万円未満」と表示されます。
「未満」ですから、たとえば「3,000万円未満」で検索した場合は2,999万円以下の物件がヒットすることになりますよね。
販売向けのページで検索すると、上限は必ず「未満」表示されるため、たとえば購入予算が3,000万円のユーザーが検索しても3,000万円で販売価格を設定しているとヒットしないことになります。
売り手が「3,000万円で販売したい」と希望すれば、3,000万円未満での検索にヒットするように2,980万円などのキリが悪い表示を提案する業者こそ、成約率は高まります。
この点はインターネットでマンションを販売することについて勉強していれば知っている常識なのですが、これを理解していない不動産業者も存在します。
販売価格の設定は、このように「区切り」について注目すれば、その業者のマーケティング技術のレベルをはかることができるのです。
査定して利益が出そうなら長期譲渡所得の適用(5年超え)を待つ

マンションを売却して利益が出ると、売却によって得たお金に対して所得税が課税されます。
もう少し細かくいえば、
購入金額 -(売却金額+売却費用)= 売却益
となり、売却益に対して譲渡所得税が課せられることになります。
もしマンションを売却していたことを隠していれば脱税になってしまい、発覚すれば追徴金が発生してしまうのですから、必ず確定申告によって所得を報告・納税するべきです。
ここで注目したいのが「譲渡所得」の考え方です。
譲渡所得は、物件の所有期間によって次の2つに分けられます。
- 所有期間5年以下…短期譲渡所得
- 所有期間5年超…長期譲渡所得
この「5年」の区切りは非常に大きな意味を持ちます。
では、それぞれの税率を見てみましょう。
所得税率 | 住民税率 | 合計税率 | |
短期譲渡所得 | 30.63% | 9% | 39.63% |
長期譲渡所得 | 15.315% | 5% | 20.315% |
短期譲渡所得と長期譲渡所得の間には、ほぼ2倍の差があります。
約20%も税率に差があれば、仮に譲渡所得が5,000万円になった場合、手元に残るお金に1,000万円もの差が生じることになります。
いくら高値で売却できたとしても売却益の約40%が税金として消えてしまっては意味がありませんよね。
所有期間5年を待つ間に、所得税20%分よりも価格が激減するような場合を除いては、間違いなく5年超の適用を受けてから売却するべきです。
ただし「所有期間5年」の考え方については要チェックです。
譲渡所得税における所有期間は、実際の所有期間ではなく、その年の1月1日時点で経過している年数を基準にします。
たとえば、2018年10月1日に購入した物件は、翌2019年10月1日時点で1年を経過しているように思えますが、
譲渡所得税においては毎年の1月1日時点を基準にするため、所有1年とみなされるのは2020年1月1日になります。
つまり、この物件が所有期間5年超の資格を得るのは、実際の5年後になる2023年10月1日ではありません。
譲渡所得税の考え方では、5年を経過して初めて迎える1月1日となる、2014年1月1日以降が「5年超」となることを覚えておきましょう。
良い不動産業者を探すことがマンション売却の成功の秘訣

誰もが初心者であるマンション売却を成功に導くための大切なパートナーとなるのが不動産業者です。
不動産業者選びに失敗してしまうと、確実に不満が残る結果になります。
反対に、良い不動産業者をタッグを組むことさえできれば、大船に乗ったつもりで安心して取引きができるでしょう。
まずみなさんに気をつけてもらいたいのが、担当者のセールスマナーです。
- 初回の電話対応
- メールの文面
- 電話やメールへの返事の素早さ
だけでも、その業者の「格」を知ることができます。
実際に査定に訪れた時は、セールスマナーを厳しくチェックするチャンスです。
- 服装などの身だしなみ
- 靴の脱ぎ方・揃え方
- 名刺交換の基本
- カバンの置き方
など、担当者の所作に目を光らせましょう。
言葉遣いや笑顔はもちろんですが、さらに「ハッキリとモノを言う」という点もチェックしておきたいところです。
他社では指摘されなかった不具合箇所などを見つけて指摘されれば、細かいところに煩いなどと嫌うのではなく「しっかりとチェックしてくれる」と高評価するべきです。
できることはできる、できないことは「う〜ん…」などと誤魔化すのではなくハッキリと「できない」と教えてくれる担当者なら、安心して取引きができます。
言葉を濁す担当者は自分の仕事に自信がない証拠です。
売り主と不動産業者が遠慮なく意見を出し合ってこそマンション売却は成功するのですから、
「この人じゃ不安だなぁ…」と感じてしまうような業者とはお付き合いを控えましょう。
買い手が見つからなければ不動産業者の「買取り」にする

マンション売却の仲介をお願いしても、なかなか買い手が見つからないことがあります。
景気の動向や周辺事情などによっては、マンションの販売が伸び悩むことだってあるのです。
マンション売却において最大の失敗となるのが「売れなかった」という事態を招くことです。
値下げをしてみても買い手が見つからない場合は、「もっと高く」という高望みを捨ててでも、不動産業者に直接買い取ってもらうことを検討しましょう。
仲介で一般消費者と結びつけてもらうよりも販売価格が下がってしまうことは避けられませんが、それでも売れないよりはマシという状況もあります。
不動産業者の中には、中古住宅を買い取ってリノベーションし、新たな付加価値をつけて再販する業者が増えてきました。
このタイプの不動産業者であれば、買取りの成約率は非常に高くなるのでおすすめです。
不動産業者探しの強い味方!一括査定サイトで最良のパートナーを探そう!

複数の不動産業者に査定を依頼するのがマンション売却を成功させるためのポイントですよね!

そのとおりです。
だから、みなさんにはインターネットを活用した一括査定サイトの利用をおすすめしています。

一括査定サイトっていろんな運営会社がありますよね?どこがおすすめなんですか?

一括査定サイトにはそれぞれの会社でサービスに差があるので、
みなさんが「ここを重視したい!」というポイントに力をいれている会社にお任せするのが一番でしょう。
マンション売却を成功させるための強い味方となる一括査定サイトですが、インターネットで「マンション 売却」と検索してみると実に数多くの一括査定サイトがヒットします。
一括査定サイトは運営会社ごとにサービス内容が異なるため、みなさんが重視したいと考えているポイントによって利用するサイトを選ぶのがベストです。
とはいえ、何のガイドもなく一括査定サイトを選ぶのも大変なので、ここでは特におすすめの一括査定サイトを厳選して紹介しましょう。
一括査定サイトの各社を徹底対比!おすすめの一括査定サイトはどこ?
2018年10月現在で「マンション売却を成功させたい」と考えている方に特におすすめの一括査定サイトは次のサイトです。
- Home4U
- イエウール
- すまいvalue
- ソニー不動産
- リガイド
- イエイ
本当はもっとたくさんのサイトがあるのですが、特に口コミでの評価が高く、実績や利用者の満足度が高いものを厳選してみました。
各一括査定サイトの評価を一覧表にまとめてみたので、まずはこちらをご覧ください。
提携業者の数 | 利用者数 | 対応エリア | おすすめポイント | おすすめ度 | |
Home4U | 約1,000件 | 500万人 | 全国 | NTTコミュニケーションズが運営元 | ☆☆☆☆☆ |
イエウール | 約1,400件 | 1,000万人 | 全国 | 提携数が業界ナンバー1 | ☆☆☆☆ |
すまいvalue | 大手6件 | 年間10万人 | 全国
(主要都市) |
業界最大手に特化 | ☆☆☆☆ |
ソニー不動産 | 自社1社のみ | 不明 | 東京・神奈川
・千葉・埼玉 |
エージェント制で売り手に特化 | ☆☆☆ |
リガイド | 約600社 | 不明 | 全国 | 最大10社・投資向き | ☆☆☆ |
イエイ | 約1,000社 | 300万人 | 全国 | 優良業者との提携に特化 | ☆☆☆ |
※各社ホームページでの公表をもとに作成しています。
ここでは、特におすすめ度が高いHome4U・イエウール・すまいvalueの3社に注目して詳しく紹介していきましょう。
信頼・実績はバツグン!全国対応の「Home4U」
「Home4U(ホームフォーユー)」は、マンション売却の一括査定サイトの中でも超老舗のサイトです。
実はこのサイト、日本国内で一番最初に不動産の一括査定サイトを始めた、まさに「元祖・一括査定」のサイトなんです。
2018年時点で運営開始から17年という実績を持ち、これまでに30万件以上の査定をおこなってきました。
実際にHome4Uを利用してマンション売却を成功させた方も多く、口コミの満足度も高くなっています。
Home4Uが口コミで高評価を受けている理由は、次のとおりです。
- 全国1,000件以上の不動産業者と提携しており、全国対応が可能
- Home4U担当者のカスタマーサービス品質が高い
- 高額での売却が実現できたというユーザーが多数
マンション売却で成功を目指している方にHome4Uを特におすすめできる理由が、運営のバックとなっている会社の存在です。
なんと、Home4Uは誰もがご存知の「NTTコミュニケーションズ」が運営しているのです。
NTTコミュニケーションズといえば、NTTのインターネット事業を一手に担う子会社です。
「優良な不動産業者と提携して、インターネットでユーザーと業者をつなげる」という画期的なサービスをいち早く提供したことも、NTTという強力なバックボーンがあれば納得ですよね。
当然、提携している不動産業者はNTTコミュニケーションズというブランドを傷つけるわけにはいかないのですから、厳しい審査をパスして登録している業者ばかりです。
マンション売却が初めてだから不安…
マンション売却で下手な業者にあたって大失敗はしたくない!
そんな方にはぜひおすすめなのがHome4Uなのです。
提携業者の数が圧倒的に多数!全国の優良業者を探すなら「イエウール」
たくさんの不動産業者に査定をしてもらいたいという方におすすめなのが「イエウール」です。
公式ホームページで公開している提携不動産業者の件数は、2018年時点で約1,400件以上!
業界最多の提携数で、ユーザー満足度の向上を図っています。
実際にイエウールを利用しているユーザーの数は、2017年末時点で1,000万人を突破しており、マンション売却のための一括査定サイトの中ではダントツの人気を誇っています。
人気の秘訣は、カンタン60秒の情報入力で、最大6社の査定結果が比較できるという手軽さでしょう。
手軽にたくさんの業者の査定結果を比較できれば、カンタンに相場を読むことができますね。
また、イエウールでは大手不動産業者だけでなく、全国の中小の不動産業者が査定に加わってくれるのが嬉しいポイントでしょう。
大手の不動産業者は安心・安定していますが、ある意味ではドライな点もあるため、好みが分かれるところです。
中小の不動産業者であれば、たとえば地方都市に限定して事業を展開していたり、実際の対応は社長が自ら動いてくれたりという地域密着型の業者が多数です。
マンション売却に手慣れた投資家ではなく、マイホームとしてのマンションを初めて手放す「マンション売却の初心者」にとっては、中小の不動産業者のほうが馴染みやすいかもしれませんね。
イエウールは顧客満足度98%という圧倒的な満足度を誇っており、対応力・敷居の低さからも一般ユーザーが利用しやすくなっています。
大手業者と安心・安定の取引ができる「すまいvalue」
マンション売却を成功させるためには、やっぱり大手不動産業者のほうが安心…
そんな方におすすめなのが「すまいvalue」です。
すまいvalueは大手不動産業者に特化した一括査定サイト。
提携しているのは6社のみで、Home4Uの約1,000件、イエウールの約1,400件と比較すると驚くほどに提携数は少なくなっています。
ところが、この6社がスゴいんです!
- 三井不動産リアルティ
- 小田急不動産
- 住友不動産販売
- 野村の仲介プラス
- 東急リバブル
- 三菱地所ハウスネット
たったの6社ですが、どれも不動産業界をリードする最大手業者ばかり。
この6社による査定だけで、実際の相場感をしっかりつかむことができます。
ただし、すまいvalueの長所でもあり短所でもあるのが「大都市圏に特化している」という点でしょう。
東京近郊・中部圏・近畿圏などの大都市での取引きには非常に強いのですが、地方都市では支店もないことが多く、満足できる査定結果にならないこともあります。
大都市にお住まいでマンション売却の成功を目指している方には、業界最大手の不動産業者のパワーを最大限に利用できるため、おすすめ度は5つ星ですね。
マンション売却における仲介の契約方式は3種類

仲介で契約すると、不動産業者が宣伝して買い手を見つけてくれるんですよね?

基本的にはその考え方で間違いありませんよ。

じゃあ、不動産業者に仲介をお願いしている間に、自分の知人が「買いたい!」って言ってきたらどうなるんですか?

実は、仲介の契約方式には3つの種類があって、契約方式によって対応が変わってくるんです。
不動産業者にマンション売却の仲介をお願いすると、不動産業者がホームページに掲載したり、広告を出したり、窓口を訪ねてきた人に売り込んだりして、購入希望者を探してくれます。
マンションの現所有者と新たな購入希望者の間を取り持って、売買契約に結びつけてくれる。
これがマンション売買の「仲介」ですね。
実は、マンションを売却する側にとっては、この仲介の契約方式に3つの種類があります。
契約方式についてしっかりと理解をしておかないと「そんなはずじゃなかった!」という大失敗につながることがあるので、要チェックです。
契約方式
- 身動きの取りやすさはNo. 1の「一般媒介契約」
- 自分で買い手が見つかる可能性があるなら「専任媒介契約」
- 完全に一社にお任せするなら「専属専任媒介契約」
身動きの取りやすさはNo. 1の「一般媒介契約」
マンションを売却する側にとって、もっとも身動きが取りやすく自由度が高いのが「一般媒介契約」です。
マンション売却で失敗をしたくない、絶対に成功させたいと考えるのであれば、この一般媒介契約で契約を結ぶのがおすすめでしょう。
一般媒介契約では、
- ある1社と仲介の契約を結ぶ
- 別の不動産業者と仲介の契約を結ぶ
- 不動産業者を通さずに自分で買い手を見つける
ことも、全て自由です。
みなさんは、賃貸マンションを探す時に「同じ物件なのにA社でもB社でも取り扱っている」という物件情報をみたことがありませんか?
カンタンにいえば、この状態と同じ理屈です。
A社で販売中として売り出してもらいながら、同時にB社、C社、D社でも売り出してもらうことで、より多くの人の目にとまり、売却成立への窓口が広くなります。
「他社でも購入検討中の人がいる」という情報があれば、先を越されまいとして購入希望者が決断を早めるための良い材料にもなるでしょう。
自分で買い手が見つかる可能性があるなら「専任媒介契約」
「専任媒介契約」を結ぶと、ほかの不動産業者に仲介をお願いすることができなくなります。
まさに「不動産業者は御社1社だけにします」という専任状態になるわけですね。
ただし、専任媒介契約が持つ自由な面は、自力で買い手を見つけることができた場合はその人に売却することは可能という点です。
これを「自己発見取引」と呼ぶので、契約書類などで登場した場合に見落とすことがないように覚えておきましょう。
完全に一社にお任せするなら「専属専任媒介契約」
「専属専任媒介契約」になると、全ての取引きがその1社のみに限定されます。
- ほかの不動産業者に重ねて依頼すること
- 自己発見取引をすること
どちらもすることができません。
不動産業者としては、請け負った以上は確実に自社が利益を得ることができるため、専属専任媒介契約を好む傾向があります。
たしかに、媒介契約を結んでしまえば全てお任せになるという意味では、マンション所有者としては非常に楽です。
不動産業者としては、自社の努力がムダになることがないので販売活動を一生懸命に頑張ることになるため「全て任せられた以上は頑張る」という姿勢が期待できます。
ただし、マンション売却で失敗しやすいのも専属専任媒介契約の特徴です。
特に「このままの価格では買い手がつきませんね」なんて言われて、納得できない価格で売却するハメになったというケースも多いので要注意です。
媒介契約はどの方法が得する!?媒介契約のメリット・デメリット

まずはこちらのメリット・デメリットをご覧ください。
他社への依頼 | 自己発見取引 | 所有者の自由度 | 業者の対応 | |
一般媒介契約 | ◯ | ◯ | ◎ | △ |
専任媒介契約 | ◯ | × | △ | ◯ |
専属専任媒介契約 | × | × | × | ◎ |
非常にカンタンですが、マンション売却における仲介の媒介契約方式を対比してみました。
こうしてみると、やはりマンションの現所有者の自由度がもっとも高い一般媒介契約がおすすめの契約方式だといえます。
ただし、専任媒介契約や専属善人媒介契約がダメだというわけではありません。
不動産取引を仲介する場合、不動産業者は「指定流通機構(通称:レインズ)」への情報登録が義務付けられています。
指定流通機構とは、国土交通大臣が指定した不動産流通のための組織で、東日本レインズ・中部圏レインズ・近畿圏レインズ・西日本レインズの4法人が各地の不動産情報を公開しています。
指定流通機構による情報公開・交換によって、年間で10万件を超える不動産取引が実現しています。
この指定流通機構への情報登録は、一般媒介契約の場合は義務付けられていません。
ところが、専任媒介契約の場合は契約締結から7日以内、専属専任媒介契約の場合は5日以内に登録することが義務付けられています。
素早く情報公開されれば、それだけ多くの不動産業者の目に触れて、成約につながる可能性も高まるということになります。
指定流通機構で情報が公開されることで売却につながるケースも多数なので、一概に「専任・専属専任媒介契約はダメだ!」と言っているわけではないことを覚えておいてください。

それぞれの契約方式の特徴を見てしまうと、どうやって決めればいいのか迷ってしまいますね。

マンション売却を成功させたいのであれば、もっとも自由度が高い一般媒介契約がおすすめです。
一方で「全てをお任せしたい」という方なら、専任・専属専任媒介契約でも良いでしょう。

「どの方式にしますか?」って選ばせてくれる不動産業者ならいいですけどね…

不動産業者の中には、契約方式に種類があることを隠して「ウチに任せば他とは契約できませんよ」と、さも専属専任媒介契約が当然のように契約を進める業者もいるので要注意ですよ。

マンションを買うことは人生の中でも大きなイベントですけど、マンションを売るのも大変なイベントですよね。

投資用としてマンションを所有している人でもない限り、マンション売却に慣れている人なんていませんよ。
マンション売却は「誰もが初心者」なんです。

初心者だからっていう理由だけで大きな損はしたくありませんよね。

大丈夫です。
今日はマンション売却の初心者でも失敗しないために、マンション売却のことを分かりやすくガイドしていきましょう。
マンション売却を何度も経験して慣れっこになっている人なんて、そういるものではありません。
こうやってインターネットでマンション売却のことを検索している方のほとんどが、初めてのマンション売却に大きな不安を抱えていることでしょう。
特に不動産の業界は一般的には知られていないような流れや手続きが多いです。
なので、サイトで情報を集めてみたり、実際に不動産業者と話をしてみても「?」と頭上のクエスチョンが消えないはずです。
そこで、まずはマンション売却がどのような流れで進むのかを解説していきます。
マンション売却の流れは7段階

マンション売却の流れは、大きく分けると7段階に分かれます。
マンション売却の流れ
- マンション売却の計画を立てる
- 不動産業者に査定をしてもらう
- 不動産業者と契約を結ぶ
- 売却価格を決めて販売を始める
- 買い主との売買契約を結ぶ
- マンションを引き渡す
- 確定申告する
STEP①マンション売却の計画を立てる

まず、今現在のみなさんはSTEP①の「マンション売却の計画を立てる」という位置にいることになります。
「よし!マンションを売ろう!」と無計画に実行に移してはいけません。
- いつ売却するのか
- 売却後の住まいはどこにするのか
- 新たな住まいを用意する資金はどうやって用意するのか
- 売却によって得たお金はどのように使うのか
などを細かに計画しましょう。
STEP②不動産業者に査定してもらう

次にSTEP②では「不動産業者に査定をしてもらう」ことになります。この不動産査定は非常に重要です。
ご自分のマンションが「いくらで売却できるか?」というマンション売却で最も大切なポイントを達成するためには、買取り査定を依頼する不動産業者を慎重に選ぶ必要があります。
ここはとても大切なポイントになるので、「マンション売却成功のための必勝法」で詳しく伝授しています。
STEP③不動産業者と契約を結ぶ

STEP③の「不動産業者と契約を結ぶ」では、どのような方法でマンションを売却するのかをしっかり把握して契約を結びます。
- 「仲介」になるのか「買取り」になるのか
- 仲介の場合はどの契約にするのか
それぞれの違いについても詳しく解説していきましょう。
STEP④売却価格を決めて販売を始める

次にSTEP④では「売却価格を決めて販売を始める」ことになります。
ここはSTEP③で仲介の契約を結んだ場合だけです。
もしSTEP③で不動産業者による買取りを選んだ場合は、自分で価格を決めることはできません。
STEP⑤&⑥買い主との売買契約を結ぶ・マンションを引き渡す

仲介でも買取りでも、売却が決まればSTEP⑤の「買い主との売買契約を結ぶ」に移ります。
支払いの方法などをこと細かに決める大切なステップなので、総仕上げのつもりで臨みましょう。
売買契約を結んだら、いよいよSTEP⑥で「マンションを引き渡す」ことになります。
STEP⑦確定申告をする

これでマンション売却の一連の流れは完結しますが、忘れてはいけないのがSTEP⑦の「確定申告する」ことです。
マンションを売却して手にしたお金は「所得」になるため、サラリーマンの方でも確定申告が必要になります。
このステップを無視してしまうと脱税になってしまうので、必ず確定申告をしましょう。

マンション売却ってたくさんのステップがあって、かなり大変なイメージがありますね。

難しく感じる点があるかもしれないけど、流れに乗ってしまえば複雑なことはありませんよ。
大切なのは要所でどんな選択をするのか?です。

その「要所」ってのを教えてくださいよ!

では、ここからは大切なポイントを詳しく解説していきますね。
【マンション売却の必勝法】中古マンションを高く売る5つの方法のまとめ
今回の「初心者でもマンション売却を成功させるための必勝法」は、そんなマンション売却の初心者の方に向けてお役立ち情報を紹介してきました。
たくさんのポイントを紹介したので、一度では頭に入りきらないかもしれませんが、必ず守って頂きたいのがこの2点です。
- 査定は必ず複数の不動産業者に依頼すること!
- 複数の優良業者と出会うために「一括査定サイト」を活用すること!
顧客満足度が高い不動産業者は、お付き合いを始めればマンション売却の初心者でも迷わないように丁寧にガイドしてくれます。
ぜひ、みなさんの「初めてのマンション売却」が大成功に終わることをお祈りしております。
ここで、マンション売却を成功させるための必勝法を紹介しましょう。